【ピラティス】
レッスン前の「予察」をご存じですか?身体の今を知ると動きが変わるんです。
こんにちは。
今日は、ピラティスのレッスンでとても大切にしている “予察(よさつ)” について菊名インストラクターがお話しします。
「よさつって何?聞いたことない!」
そんな方も多いのではないでしょうか?
予察とは簡単にいうと、レッスンに入る前に、今日のあなたの身体がどんな状態なのかをやさしくチェックしていく時間のこと。
いきなり運動を始めるのではなく、まずは“身体の声”に耳をすませるところからスタートします。
■ 予察は「身体の現在地」を知るための大切なプロセス
たとえば、初めて行く場所に向かう時、地図を開きますよね。
今どこにいて、どの道を通れば目的地に着くのかを確認するはず。
ピラティスの予察も同じです。
今日の姿勢は?
呼吸は浅い?深い?
左右のバランスはどうかな?
お腹は使いやすい日?それとも入りにくい日?
これらを知ることで、あなたにとって “今日いちばん効果が出るピラティスエクササイズ” が分かるんです。
■ まずは姿勢をチェック(ABCアライメント)
レッスンの最初に「立ってみましょう」とお願いしたら、そこから予察が始まっています。
頭(A)、胸(B)、骨盤(C)の3つの並びを見ながら、
頭が前に出ていないかな?
肋骨が開き気味じゃないかな?
骨盤は前に傾いてる?後ろに傾いてる?
そんなふうに、やわらかく姿勢を観察します。
決して「直さなきゃ!」ではなく、
「今日はちょっと前重心だな〜」くらいの気持ちで大丈夫です。
■ 呼吸のクセを見ると身体の疲れがわかる
次に大切なのが呼吸なんです。
胸が広がりにくかったり、肩だけが上下したりすると、
「今日は胸郭が少し固いかな?」
「横隔膜がちゃんと働けてないかも」
といったヒントになります。
呼吸はその日の体調が正直に出ます。
深く吸いにくい日は、プレのエクササイズに「呼吸の準備」や「胸郭のモビリティ」を入れていきます。
逆に呼吸が良く入る日は、もっとチャレンジした動きにも進めます。
■ 体幹の入り具合をチェック
ピラティスでは体幹=コア(深層筋)がとても大切ですよね。
予察では、軽くお腹に触れたり、骨盤の動きを見たりしながら、
下腹(腹横筋)がスイッチ入るかな?
骨盤底筋は反応している?
腰が反っていない?
こうした “中心の安定感” を確認していきます。
体幹が入らないまま動くと、腰や首に負担がかかりやすくなるので、このチェックはとても大切なポイントなんです
■ ちょっと動いてみて、代償を観察
立ったり座ったりしただけでは分からないこともあるので、
軽く脚を上げてみたり、ロールダウンをしてもらったりして、動きを見ていきます。
脚を上げた時に腰が反る
手を上げると肋骨がパカッと開く
ブリッジでお尻より太もも裏が頑張りすぎる
こうしたクセ(代償パターン)を見つけておくと、レッスン中に丁寧に修正できます。
■ 予察をするとレッスンの内容が“あなた仕様”に変わる
予察の最大のメリットは、
その日の身体にピッタリのレッスンにカスタマイズできること。
たとえば…
胸が硬い → 呼吸エクササイズを多めに
骨盤が後傾気味 → 腸腰筋や内転筋の活性を入れる
左右差が大きい → 片側だけのモビリティワークを追加
体幹が入りやすい日 → ロール系やプランク系に進む
こうすることで、無理なく、安全に、効果がぐっと高まります。
■ 予察があるからピラティスは“優しいのに効く”
ピラティスは「とにかく頑張る運動」ではありません。
その日の身体に必要なものだけを丁寧に積み重ねていくから、
無理なく続けられて、気がついた時に姿勢が整ったり、腰痛が軽くなったり、動きがしなやかになったりします。
レッスン前のほんの数分ですが、
予察はその日のコンディションを読み取る、大切な“スタート地点”なんです。
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